ニホンオオカミ

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2ちゃんねるのニホンオオカミスレの避難所兼、資料用画像投稿場所です。

諸説あるニホンオオカミの特徴 - 名無

2014/03/17 (Mon) 17:39:38


ニホンオオカミの特徴から
・頭骨の額から鼻にかけて凹凸がない
・耳が短く前に倒しても目に届かない
・背中に黒くやや逆立った毛がはえている
・尾の端が黒い
・体長95~114cm、尾長約30cm、肩高約55cm(現存する剥製から)
・目が丸い
・耳先は丸っぽい
・耳は肉厚で頭の真上に付いている
・上唇は上がかぶさり気味
・前脚が短い
・前脚のつけ根とつけ根の間が狭い
・背中は盛り上がっている
・後脚は太腿が太い
・指間の皮膜が発達して、水掻きのようになっており、皮膜に剛毛が生えている。
・足跡は前の方が広がった長方形に近い形で、
 足型の先端外辺に五指の跡が花びらのようにつく。
 (カエデのような形と表現される)
・体色は首から頭への赤暗褐色、口角の隈取り、背中の松皮模様、
 前足の線紋、後足の鶏頭花形、尻尾中央部の三条の横縞
・糞はナフタリンの匂いがする
・固有の獣道を持っている(犬にはない)
・照葉樹林、高度1000mから1300mまでの山に住む。シカの生息域と重なる
参考文献
「ニホンオオカミを追う」世古孜著 東京書籍
「オオカミ追跡18年」斐太猪之介著 実業之日本社

元国立科学博物館の今泉吉典さんが述べたという。同氏は標本及び残された文献から「ニホンオオカミである」とする根拠を、
1.耳の前から頸(くび)にかけて走る頬髭
2.後ろが断ち切られた様な頸(くび)の鬣(たてがみ)
3.耳の後ろと四肢の外側の毛が、赤みがかった鮮やかなオレンジ色を示す
4.手首の上方前面にわずかに見える暗色斑
5.先端が断ち切られた様な丸い尾(標本でも見られるニホンオオカミの特徴)
6.尾の基部上面(フェロモンの一種を出すスミレ腺)と先端部の限られた黒色部

先の今泉吉典さんがあげた6つの特徴に加え、以下にニホンオオカミ研究に携わった人々の定義したニホンオオカミの身体的特徴及び習性を並べてみた。
*目は丸い。(和犬は目が三角)
*耳先は丸く、耳は肉厚で頭の真上に付いている。(和犬は耳先はとがり、耳は頭の横に付いている)
*頭部の額段がない。
*歯は、最初42本で、成長すると48本(大陸オオカミの歯は42本、ヤマイヌの歯は40本)
*上唇は上がかぶさり気味。
*体色は首から頭への赤暗褐色、口角の隈取り、背中の松皮模様、前足の線紋、後足の鶏頭花形、尻尾中央部の三条の横縞。
*指間の皮膜が発達して、水掻きのようになっており、皮膜に剛毛が生えている。
*後足も五指。
*山岳地帯を駆け登り、駆け下りる必要から前脚が短い。
*後脚は跳躍力を増すために太腿が太くなっていく。(ヤマイヌは細い)


1996年埼玉・2000年九州のイヌ科動物はニホンオオカミとしか考えられません。
・頭部の傾斜角度(額段がない)
・体長と体高の比率(イヌよりも胴と足が長い)
・後ろ足の太もも付け根付近の筋肉量が明らかに多い
・後ろ足のカカトの位置が高い
・尾にイヌには無いスミレ線がある
・尾を垂らしたまま走る(イヌの巻き尾・さし尾・カマ尾とは明らかに異なる)
・人を無視した行動をとる
形態から見た限り断じてイヌではない。
当然のことながら体長からしてハイイロオオカミや狼犬でもない。
今生きている日本人は誰も見たことがないニホンオオカミですから誰も断定することができないだけです。

・絶滅と言っても 国土の70%が山岳地帯である広い日本で 狩り尽くせるわけがない
・今生きている日本人は誰一人としてニホンオオカミの生きている姿を見たことがない
・生態学者も分類学者もニホンオオカミについては素人と同じ
・生きているニホンオオカミを見た人達のスケッチを見ると(シーボルトのポートレート、
 ロンドン動物園に生きたまま送られた動物)ハイイロオオカミよりもずっと四肢が短くオオカミというより
 もイヌに近い形態
・本州・四国・九州で発見されたニホンオオカミの骨より抽出されたDNA調査の結果でも現生のオオカミより
 もハスキーや紀州犬に最も近いと出ている
・ニホンオオカミの剥製を見ても四肢が短くとてもハイイロオオカミの仲間とは思えない


昭和48~52年(1973~77)にかけて、紀伊半島一帯でニホンオオカミ騒動があった。

昭和48年8月、和歌山県田辺市の北方にある果無山系の槇山(標高795m)付近で、黒茶色の幼獣の死体が発見された。
続いて、同じ槇山の山麓で、生きたままの幼獣が捕らえられた(のちにタヌキと判明)
昭和49年(1974)冬、奈良県吉野郡十津川村の地蔵岳東方の蛇崩山で、野ウサギ狩りに行った人が体長1mほどの灰色のオオカミらしい後ろ姿を目撃した
昭和51年(1976)2月、和歌山県田辺市から国道311号線を北上する高畑山付近で、ニホンオオカミらしい五つの足跡とフンが発見された
昭和52年2月、十津川村の芦廼瀬川(あしのせがわ)上流の地蔵岳(標高1239m)付近で、村人がオオカミの遠吠えを聞いた
昔から、紀伊半島の大台ヶ原や奥瀞峡(おくどろきょう)、十津川峡谷や果無山系では、地元の農家の人や山林業に携わる人たちによって、オオカミが数多く目撃されてきた。
その一帯は、原生林におおわれている。
昭和52年、佐藤氏は、とりあえず大台ヶ原へ向かい、山頂にある教会のTさん(当時70歳)にオオカミについてたずねた。
Tさんは、大正12年(1923)にオオカミにバッタリ遭ったという。全身灰色で体長1m以上、両耳がピンと立ち、成獣の特徴である両頬の黒い毛の筋を認めた。
Tさんは、「ゾウの墓場」ならぬ「ニホンオオカミの墓場」を探し続けている。それは、大台ヶ原の大蛇嵓(だいじゃぐら)の500mの大絶壁の深い谷底付近だとみている。

昭和53年(1978)1月20日の朝、大台ヶ原山系の北端にある三重県多気郡勢和村車川の山村地帯で、ニホンオオカミの幼獣らしきものが生け捕りにされた。
息絶えたあと、解剖、調査された。
キツネの特徴を多く備えているが、キツネとは明らかに異なる点が三つあった。
・足の裏がキツネより細長く、爪が上向き。足指の間で水かき状の膜が筋肉化してついている
・腹筋や四肢の筋肉が非常に発達していて、イヌよりも三倍も速く走る能力、三倍もジャンプする跳躍力を持っている
・キツネと比べて、生殖器の睾丸や恥骨の位置が異なっている
などである。
キツネの突然変異、イヌとキツネの交配種、山犬説など諸説あがったが、いずれも定かではない。


―習性など―

*独特の長く大きな遠吠えをし、「ワン、ワン」とは鳴かない。

*高度1000mから1300mまでの山に棲息。(高度1300m以上の山にはいない)

*照葉樹林以外には住まない。

*固有の獣道を持っている。(犬は獣道と呼ばれる犬自身の道を持っていない)

*山峰に広がるススキの原などにある岩穴を巣とし、そこで3頭ほどの子を生む。

*テリトリーに浸入した者の後を付ける。(送り狼)


―ニホンオオカミ関連書籍―

・平岩 米吉・・・・・・ニホンオオカミ研究の草分け的存在。生存には否定的。ハイイロオオカミのイメージに引きずられすぎ。
・斐太 猪之介・・・・ニホンオオカミはそこら中に生息と主張。トンデモ系。完全にキツネと勘違いしている。
・世古 孜・・・・・・・・紀州の戻りオオカミの話を記載。生存には否定的だが、昭和50年代まで紀伊山脈で生きていたという見方。
の書いた本。

Re: 諸説あるニホンオオカミの特徴 https://jinnen.com URL

2023/09/27 (Wed) 16:51:30

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